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クリア後感想『龍が如く7』シナリオが面白かっただけに、非常に惜しい作品に

龍が如く7 光と闇の行方 - PS4

龍が如く7 光と闇の行方 - PS4

  • 発売日: 2020/01/16
  • メディア: Video Game

クリアしました。クリアまでのプレイ時間は45時間ほど。サブストーリーやミニゲームはあまり遊んでおらず、主にメインストーリーを追っ掛けてこのくらい。

感想を一言でいうなら「シナリオは面白かったけど戦闘が微妙」。・・・いや、戦闘はつまらないと言い切ってもいいかもしれない。映像作品としては良いけど、ゲームとして面白いとは言い難い、そんな作品だった。

戦闘は単調で戦略性に乏しく、テンポも悪い。シナリオが面白かっただけに、戦闘のつまらなさが際立ってしまったように思う。

本作を遊んで後悔はしていないけど、終盤につれ戦闘がどんどん面倒になり、最終的にはYouTubeの動画配信を見れば十分だったな、と思ってしまったのが正直なところ。

単調かつテンポの悪い戦闘

とにかく、ひたすらに「敵が固い」のだ。終盤のボスに至っては30分くらいかけてようやく半分削れる感じだった。(レベルは敵を上回っていたし、装備もその時点で強いものを装備していたので育成不足ではないと思う)戦闘に戦略性はないに等しく、MP消費量に対して最も火力が出る技をひたすら連打するだけの簡単なお仕事だ。

極技発動時のアクション入力やダウン時の追い打ちなど単調にならないような工夫はされているものの、中盤以降の敵は固すぎて、もはやいちいち入力するのが面倒になってしまった。

さらには、主人公の春日一番が戦闘不能になると一発でゲームオーバーになってしまう仕様なので、春日は常に防御させ他のメンバーでチクチク削っていくのが最適解になってしまっている。(30分間単調な戦闘をさせられ、あげく敵の即死攻撃で春日が死んだときはさすがに萎えた・・・)

春日に攻撃させてもいいんだけど、ふいに来る敵の連続行動によって戦闘不能になってしまうリスクは取れない。なんてったって万が一春日がやられようものなら、また初めから単調なボス戦を何十分もやり直さなければならないのだ。

ただでさえ敵が固くて時間がかかるのに、敵のそばまで走って行って攻撃するシステムが更にテンポを悪化させている。敵を吹っ飛ばす→敵との距離が開いていく→春日たちは律儀にも攻撃するたびに元の位置に戻る→更に距離が開く→その距離を攻撃のたびに走っていく。走るだけの映像を見せられ続けるのはなかなかのストレスだった。

何度も繰り返しになるが「敵は超固い」のだ。単調なコマンド選択をし、10mほど走るのを見届け攻撃、そして敵は固い。つらみ。

「龍が如く(RPG)」の歴史はここから

龍が如くシリーズは、桐生一馬という唯一無二の主人公によるアクションゲームとして、歴史を積み上げてきた作品である。「操作キャラが1人のアクションゲーム」の上に成立していたシステムを、パーティ制のRPGに置き換えたがゆえに違和感を覚えてしまう要素も多かった。

仲間を引き連れて戦うRPGではあるが、結局のところ本作は「春日一番の物語」だ。春日のどん底から這い上がる物語は素直に面白かったけど、物語終盤になるにつれて仲間たちにフォーカスが当たることがほとんどなくなって、せっかく魅力的なキャラが多いのにもったいなかった。

春日からしたら因縁の相手でも、仲間たちからしたら誰コイツ?状態のムキムキヤクザと戦わされるのだ。春日の人柄に惹かれて協力してるってことなんだろうけど、それにしてもちょっと無理がある気がした。

他にも、ドラクエのように後ろを付いてくる仲間にいちいちぶつかって邪魔だったり、サブストーリーに仲間がほとんど関わってこなかったり、転職システムが意味を為していなかったり、アイテムボックスの存在意義がわからなかったり、ダンジョンが単調で長かったり、イマイチと感じた点はポンポン思い付いてしまう・・・。

とはいえ、本作はRPGに転換した第1作目である。シナリオには大満足だったので、ゲームシステムの作り込み次第では名作に化ける可能性も大いにある。次回作にはシナリオのクオリティに引けをとらないようなゲームシステムを期待したい!

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